オストメイト(ostomate)は、腸や尿路に手術的に作られた開口部(ストーマまたは人工肛門)を持つ人を指します。この開口部は、疾患や外傷によって通常の排泄経路が損傷された場合に作られることがあります。具体的には、大腸や小腸の一部を摘出した場合、または尿路に問題がある場合に、外科手術によって腹壁に開口部が作られます。この開口部からは、便や尿が体外に排出されるため、オストメイトはバッグなどの特殊な装具を使用して排泄物を収集する必要があります。
✔術前に行うこと
ストーマサイトマーキング
ストーマサイトマーキング(stoma site marking)は、オストメイト手術の前に行われる手順の1つです。これは、患者の腹部に適切な場所にストーマ(人工肛門や人工尿管)を作るためのマーキングのことです。

私の場合は、緊急で手術を行ったため当日にストーマサイトマーキングをしてもらいました。
マーキングをすることの説明を受けていなかったため驚きましたが、マーキング自体はベッドに横になり
腹部を触診されマジックで印をつけるだけなので、痛みもなくすぐに終わりました。
✔手術当日

呼ばれるまでは、病室で待機します。
病院によると思いますが、私の場合、当日何時からか分からず急に呼ばれるかたちになりました。
手術室はよくドラマなどでみる、所謂手術室でした。
手術のベッドに横になり、少し待機していると眠くなる薬を入れますねと言われ、すぐに入眠。
執刀医が声をかけてくれるまで全く記憶がありません。
声を掛けられたことも、曖昧です。
✔手術後
17時頃に手術が始まり、終わったのが恐らく21時頃。
傷の痛みというより、”腰の痛み”が強すぎてその日は寝れませんでした。
※腰が痛くなりやすい人は事前に看護師さんに相談しておいた方が良いかもしれません。解決策があるかはわかりませんが、念のため。
・足にはフットポンプ(血栓予防)
・蛍光ステント(尿管の損傷予防)
・CVとは別に腕にも点滴
・酸素マスク
兎に角あらゆるものが体についていて耐えられず、翌朝の回診で全て外してもらいました笑
術後はなるべく歩くようにと言われていたので、病棟を、午前と午後、一時間ずつ歩いていました。
じわじわと術後の痛みがでてきたので、「フェンタニル」を使って痛みを
和らげていました。「フェンタニル」を使っているときは痛みがほとんどなく、通常の生活を送れていましたが、退院に向けてずっと使っているわけにはいかないので、量を徐々に減らしていきました。
➤かなり不安でした。

✔パウチ交換の練習

個人差はありますが、私の場合ネットや資料でみていたストーマ(人工肛門)の形と自分ので見た目が全然違ったので、ドン引きしたのを覚えています。
中2日に一回、ストマの清掃とパウチの交換を行ってました。
初めはやり方をみて説明を受けながら交換してもらい、2回目以降は、自分で交換をします。
3回目4回目になってくると、ゆっくりで考えてやれば自分で出来るようになると思います。
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