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    指定難病医療給付制度ってなに?

    人工肛門を造設したらやること

    ベーチェット病(指定難病56)になり、長く給付制度のお世話になっていますが、

    毎年、「時期が来たら申請する」だけでちゃんと調べたことがなかったので、これを機に自分で調べてまとめてみました!

    「難病」とは?

    1、発病の原因が明らかでない

    2、治療方法が確立していない希少な病気

    3、当該病気にかかることにより長期にわたり療養が必要

    難病のうち、以下の要件を満たしているものを「指定難病」と呼びます。

    • 患者数が本邦において一定の人数(人口の0.1%程度)*に達しないこと
    • 客観的な診断基準(又はそれに準ずるもの)が確立していること

    難病という大きな括りの中の指定難病ってことなんですね…

    令和4年7月時点で、「338」疾病が指定難病に認定されているとのこと。

    厚生労働省が定める指定された難病にかかっている場合は、指定難病医療給付制度を受給することができます。

    対象者の要件が掲載されが画像を添付しておきます。

    厚生労働省「指定難病一覧」

    引用:厚生労働省「難病の患者に対する医療等に関する法律の概要」

    私は「一般所得Ⅱ」「高額かつ長期」に該当するので、かかりつけの医院に受診しても自己負担は、

    10,000円が上限でそれ以上はかかりません。

    下にも書いてある「高額かつ長期」の申請ができなかったことがあり、次の申請まで自己負担が20,000円になってしまったことがあるので、

    「自己負担上限月額管理票」でしっかり管理する必要があります!

    月ごとの医療費総額が5万円を超える月が、申請日以前12カ月で6回以上ある人が該当します。

    添付の医療費介護サービス費総額(10割分)が、

    5万を超えています!、申請するのが令和6年9月だとして、令和5年9月から令和6年9月までに6回以上あれば、申請可能です。

    申請するときはこの該当ページを全てコピーして、提出するので、大切に保管する必要があります。

    ※私は、受診するのを忘れた月があり一カ月足らず、

    自己負担が倍になったことがあるので要注意です!

    「軽症高額該当」医療費総額が33,330円を超える月が支給認定申請月以前の12月以内(※)に3回以上

    「人工呼吸器装着者」1,000円などもあるそうなので、

    高額かつ長期に該当しない方は調べてみて下さい!

    手続きすることが多くて頭が混乱してくるし、大変ですよね💦

    私は毎年更新が必要なのですが、毎年頭を悩ませてます…

    少しでも負担が減るように、ご参考になれば幸いです!

    余談ですが、「指定難病受給者証」でイオン映画館が1,000円になるそうです!お得!

    2024年4月3日追記:インスタグラムからの情報で、映画が安くなるのは場所によるみたいです!なので、行く前に電話して確認することをおススメします!

    ※注意※
    市区町村によって必要な手続きや書類など、異なる場合があると思います。
    不明点などは、各市区町村へお問い合わせください!
    プロフィール

    はじめまして!
    小学校低学年に”口内炎”と”腹痛”が原因で入院、半年の検査入院を経て、腸型ベーチェットの診断を受けました。主にステロイド治療。学年があがるごとに、レミケード(通院)→ヒミュラ(自己注)→ステラーラ落ち着いていた症状が30歳で再燃、追加で潰瘍性大腸炎を患い、右下下腹部の大腸を切除、人工肛門のオストメイトです。これから治療を受ける人や、同じ境遇の人と情報交換ができると嬉しいと思いブログを開設しました!

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